マテリアリティ(重点課題)
持続可能な社会の実現と企業価値の向上に向けて、マテリアリティ(重点課題)を特定し、優先して取り組んでいくテーマを設定しました。
マテリアリティ(重点課題)特定プロセス
マテリアリティの特定に向けて、2022年8月にグループ各社のメンバーによって構成された「グループサステナビリティ準備プロジェクト」を発足しました。社外取締役を含めた経営陣も交えて、複数回にわたりディスカッションやワークショップを重ねました。これを経て、2023年2月、当社グループはグループサステナビリティ基本方針を策定し、マテリアリティ(重点課題)を特定しました。
STEP1社会課題の把握・抽出
すでに当社グループが取り組んでいる活動をISO26000、SDGsなどの国際的なガイドラインを参考にして照合を行いました。また、社会課題や事業環境を踏まえ、バリューチェーン全体から考えうる当社グループにおけるリスクと機会を抽出しました。
STEP2社会課題の優先順位付け

「社会にとっての重要性」および「カクヤスグループにとっての重要性」の2つの視点で評価を行い、優先的に取り組むべき社会課題を決定しました。これを決定するにあたっては、当社グループ社員に行った、「サステナビリティに関する社員意識調査」で得られた意見も取り入れました。
STEP3マテリアリティ案の策定
選定された社会課題を内容や特性から整理し、マテリアリティ案を策定しました。
STEP4妥当性の検証
マテリアリティ案及び策定までのプロセスについて、経営層との意見交換を行い、妥当性を検証しました。
STEP5マテリアリティの特定
取締役会決議により、マテリアリティを特定しました。
マテリアリティ(重点課題) | マテリアリティテーマ |
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・気候変動対策 ・サーキュラーエコノミー(資源循環)の推進 |
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・酒・飲食文化の継承や発展への貢献 ・アルコール関連問題への取組み ・ライフスタイル変化への対応 |
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・健康・高齢化社会への貢献 ・地域・社会への貢献 ・安全・安心・安定したサービス |
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・効率化による物流機能の向上 ・サステナブル調達 ・消費者の期待に応えられる物流体制の構築 |
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・ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン ・人財育成 ・働きがい、働きやすさ |
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・実効性の高いコーポレートガバナンス ・リスクマネジメント ・適切な情報開示 |